KGK大嶋重徳主事の巡回日記

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妻の支え

「私がこどもたちと一緒にいるから、あなたが一人で勉強してきて。」
と妻が言ってくれた。

「だって、ずっと勉強できるようにお祈りしてきたんだもんね。」

妻の決断に支えられて、学びへの準備を少しづつ始めていく数ヶ月。
しかし徐々に妻の顔に陰る不安。

年末、私たち夫婦のことをいつも祈り、そしてあたたかく聞いてくださる唄野先生ご夫妻のところに家族で訪ねた。「泊まっていってくださいね。」というご好意に甘えて1泊させていただきながら、お交わりさせて頂く。

早朝の早天祈祷会に間にあうように夜に車を走らせて、大阪へ向かう。
今からの一年なんて大したことじゃないかのように、二人で笑いながら大阪へと向かう。

朝の祈り。第二歴代誌36章。
「これはエレミヤにより告げられた主のことばが成就して、この地が安息を取り戻すためであった。この荒れ果てた時代を通じて、この地は70年が満ちるまで安息を得た。」
御言葉が語られる。
そしてあたたかく、豊かな人格的な1日が過ぎていく。
唄野先生も、イギリスで1年間家族と離れて研修を取られていた。
「遠くに離れているからこそ、大阪におる時よりも家族のことを考えているんやなあ。子どもたち一人ひとりのことを考えて、毎日はがきを書いたなあ。あれが僕にとっても家族との関係が深まったときかもしらんなあ。」

翌朝、2日目の早天祈祷会。エズラ記1章。
「そこでユダとベニヤミンの一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たち、すなわち、神にその霊を奮い立たされた者はみな、エルサレムにある主の宮を建てるために立ち上がった。彼らの回りの人々はみな、銀の器具、金、財貨、家畜、えりすぐりの品々、そのほか進んでささげるあらゆるささげ物をもって彼らを力づけた。」

隣に座る妻が泣いている。

「私が最初に香澄の言葉を聞いた時、あなたが一人で行くことが最善なんだと思ったの。いろんな状況を考えて、これがベストなんだと。でもそれが神様の御心に適うことなのか、それがわからないまま来てたんだよね。そしてずっと考えないようにしてきた。『一年ぐらいなんとかなる。』と自分に言い聞かせながら…」

そして妻は言った。

「私のえりすぐりの最善のものはあなたなの。でも神様は『えりすぐりのものをささげなさい』って。
あなたをささげることが、神様の御心なの。
シドニーに送り出すことは、「あなたをささげなさい」と言われている神様のみこころだからなんだね。」

「もうわかった。大丈夫。」

妻は泣きながら笑顔になった。
「神にその霊を奮い立たされ」た妻の姿がそこにあった。

この神の言葉の前に立ち上がる妻の言葉を受け止めながら、
「自分は何をささげることが神の御心なのか。」と激しく思いが心のなかを巡りに巡る。

ずっと前から、妻が深いところで求めている願いがあることを、私は知っていた。


それは日ごとに夫婦で祈りあう時間を持つこと。


妻と日々、御言葉を読み、祈る。伝道者ならばきっと当然の姿なんだろうだと思っていた。

でも私の現実は、「忙しいから」と、「今日は朝早いから」と、「説教の準備があるから」と、妻の手を握り、祈ることから遠ざかる日々。


シドニーに来てからの5ヶ月。
毎朝7時半、子どもたちを家から送り出してから、スカイプの前に座り、妻と御言を共に読み、祈る時間を持つようになった。
そして神学校へと行く。

夜には子どもたちがスカイプの前に集まってきて、家庭礼拝の時間を持つ。


私は今、スカイプ越しに妻の手を握っている。


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