FC2ブログ

KGK大嶋重徳主事の巡回日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「休もう」という国オーストラリア

「最近、幾つかの仕事で行き詰まっているんだよねー。」
「そうか、休みをとったら?」
へえええ、そこでそういうアドバイスをするんだぁ、と何度か思ったことがある。

「祈って欲しいです。最近、休みが足りなくて…」
ふうううん、そういう祈りの課題かあ。

この国は今、景気がいい。豪ドルは円高といえども、USドルよりも高くなっているし(おかげで物価高、コーラが3ドル、日本の留学生の生活は厳しい)、地下資源は大陸内に豊富に詰まっているから、先行きの見通しも明るそうだし…。何だかバブル。(神学生もiPad2持っているし…妬みか?)

でも、だからと言って「経済大国になるぞー」というがっつき感は全くない。

平日でも工事のために平気で電車が停まる。
「えー、工事は夜中じゃないの?」と思ったとしても、
「そりゃ工事する人にも家族と過ごさないといけないし、休みは必要だよね。」
という感じで、誰も怒ったりしない。(ように見える。)

ホリデー出勤すると、会社は必ずホリデー出勤手当を多めに出さないといけない。「本来は休む日なんだから」
イースターの時なんか、「なんでこんな日に私が働かないといけないの?」オーラをガンガンに出して明らかに不機嫌をこちらにぶつけてくる従業員がお店にいても、
「そりゃぁ、大変だよね。休めないのはかわいそうだよね。」
と、みんなが分かり合っている。(ようにボクには見える)


高品質な生活をめざすよりも、ゆったりと生きる休みの充実の方が、価値が高い。
「品質が悪いぐらい、我慢すりゃいいじゃない。でも休みが取れないのは、我慢しちゃいけないわよ。」
「経済大国になるよりも、家族と過ごすことのほうが大事でしょ。」
「いっぱい働いたんだから、思いっきり休むぞー。」

と、みんなが一斉にホリデーに出かける。

おかげで街の機能が止まろうとも、会社がうまく回らないとしても、
「無理をして、ものわかりよく会社のいいなりになってたまるか!豊かな人生はきちんと休んだところにあるんだ!」
「私がいなくても会社は回るけど、家族には私がいないとダメでしょ。」
とそうやって、胸を張って、みんなが休んでいる。


牧師もそうだ。
「はあああ、早くホリデーに行きたい。」と説教が終わると飛び出すように家族と1週間どこかに姿を消す。
それも年に2回は。


人生で何が本当の価値なのか。
本当の強さとはなんなのか?

強い国になることなのか。

最も大切なもののために、大切な人と時間を過ごすために、神に造られた自分を大切にするために、
神様との時間を選びとるために、

休みを勝ち取れる強い人になることなのか。


オーストラリアで出会った心地良いカルチャーショック。

 | HOME | 

リンク

ネット献金

カテゴリ

未分類 (153)
巡回日記 (196)
独り言 (34)
オフ (23)
グルメ (6)

月別アーカイブ

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。