KGK大嶋重徳主事の巡回日記

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ファン・ルーラーの本当

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オーストラリアの朝、PCを立ち上げてスカイプがONになっていることを見つけると、思わずコンタクトしたくなる人がいる。向こうは真夜中だというのにも関わらず…。


I先生である。現在、オランダに留学中。
神戸改革派神学校時代の先輩であり、卒業後、神学校の開拓教会の牧師をしつつ、幾つかの神学校の授業を担当し、現在、オランダに留学し、戦中戦後のオランダ神学界を長年の間牽引してきたノールドマンスの神学を研究し、間違いなく今後の日本の神学界を背負っていく人物である。


「あのさー、ファンルーラーって実際は日曜日にサッカーを観に行ったりはしなかったみたいだよ。」


「えっ…」


そう、以前書いた「ラグビー、ラグビー、ラグビー」のブログで、土曜の夜にラグビーの試合を観に行った自分をまるで神学的にも正当化するみたいに、ファン・ルーラーを引用したのに…。


「こっちの新聞に、ファン・ルーラーの息子が『実際は父親はそんなことはしていなかった』って、答えていたしね。」
へええ、自分で行っていたと書いているのに、これもファン・ルーラー流の神学的テーゼなのか?


「でも、日曜日の夕拝までの時間に、人を招いて、自宅でビリヤードをするのが好きだったそうだよ。」
やっぱり、そういう「喜び」を満喫することには実際的に生きていた人なんだなあ…。



その国に住んでみないと、やはり分からない幾つもの情報。


そしてこの後、先学期、悶々と国教会の背景で学んでいることで浮かんでくる幾つかの疑問や、考え続けてきたことについて相談する。さらにオランダの国民教会についていろいろと尋ねると、実に明確に、クリアに、整理されていく。


I先生と話すと、こちらが冷静になっていく。
対話の中で整理されることが起こり、自分が神学的に落ち着いていく。

こういうタイプの人は、重要だなあと思う。

もちろん話すと「燃える!!」という人も大好きなんだけど、話すと「前のめり」になっている自分に気が付き、「空回っている」自分を自覚できる存在というのは、大切だなあと思う。
そしてこういう人が神学の教師でいてくれると、本当にいい。
もちろんI先生には、I先生の燃え方がある。
ただ話し終えた後の余韻が、他の人とは違う余韻を与えてくれる人なのだ。


気がつくと3時間近く。
こちらのわがままに付き合ってもらい、オランダはもう明け方。「明るくなってきたなあ…」

南半球と北半球を越えて、させてもらえる神学的対話。


「よし、図書館に行こう!」

この日の勉強ははかどりそうだ。


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