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KGK大嶋重徳主事の巡回日記

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「日本の力を信じている」ことについて

「日本の力を信じている。」

繰り返し耳にするフレーズ。そして感じる違和感。
「緊急事態なんだから。そんな細かいことを言わないで、心を一つにして!」
こんな緊急事態だから使われている言葉に敏感でありたいと思う。


実際に目にしてきた光景、痛み、悲しみ、果てしなく続く緊張状態。
テレビで目にする情報と、何もできない無力感。
そこから心を一つに出来るストーリーを欲する気持ち。

そして聞こえてくる。
強いニッポン。


このストーリーの向こう側に隠れているものは何か。
ここに敏感であることは、日本のキリスト者の使命。
かつて戦時中という「緊急事態」に飲み込まれた歴史を持つ日本の教会の使命。


「Pray for Japan」
誰に?何を?
「言わずもがなでしょ」と言われるかもしれない。
しかしそれほどはっきりしていることなのか?

その祈りにさえも混じりやすい異なる歴史観、世界観、国家観がある。
アングロサクソンの人たちが国家を形成しているように見える国で学んでいて感じていること。
国家と宗教が一体となっていることへの無自覚性。
国家が提供しようとする歴史観を、キリスト教的なものとして受け取っているかのように見える自明な姿。
かつて「GOD BLESS AMERICA」と銘打って、戦争をした国があるように。
かつてこの国にも国家の安寧秩序を祈ったキリスト者がいたように。

復興のシンボルカラーとして用いられる赤と白。
かつて阪神淡路大震災の時、関西に住む者の一人として、ボランティアに通い続けた者の一人として、こんなに赤と白を見ることはなかった気がする。

ネット上で使用される赤と白のバッジ。
そのバッジを使用されていることで感じた違和感を発言することにある躊躇や反発を覚悟しなければならない現状。



「堅いことを言うな。」
「空気を読め。」
「気持ちを汲め。」



この国のキリスト者の中で、かつて大声で叫ばれた同じ言葉が繰り返されてはならない。



神の御名のみがほめたたえられる愛の交わりを形成するために。


まことのキリストの教会が建てられることのために。


切実に、悲しみとうめきの只中で、真剣に神にこの国のために祈る祈り手であるために。




緊急の事態の中で考えていたい、と思っていること。



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