KGK大嶋重徳主事の巡回日記

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いよいよ手術と痛み。

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「ついに治るんだ」と期待と共に、予定の40分前に病院に着く。
受付で「大嶋です。」と伝えると、先生は「予定より早いですが、すぐにやりましょう。」と看護師の方もすぐに手術へとアレンジ。何とも心強い。益々はやる気持ち。

手術室に入り、手術台に昇り、うつぶせに寝る。
「足裏を消毒しますよ。」
「はい。」元気な声。
「じゃあ、部分麻酔いきますね。痛いですよ。」
「はい。」まだまだ元気な声。
「いきます。」
「うっ」足裏の敏感な部分に、画鋲の上に全体重をかけて踏み込んだ痛みが。「っゔー。ふっ。」何も言葉が出ない。
「今度は深くいきますね。」
「はひ。」恐怖のみ。
「ご―。」喉の奥から漏れ出る息だけ。太い釘が打ち込まれ、足を突き抜けたかと思うほどの痛み。
その後も画鋲レベルの痛みが何本も打ち込まれ、やがて麻酔が効き始める。

「じゃあ、切っていきますね。まだ痛いところがあったら、麻酔を足しますので我慢しないで言ってくださいね。」
心の準備はまだなのに、メスが足に入る感覚だけがある。

痛い。麻酔が効いて痛くないのに、何だか痛い。握りしめている手からは大量の汗が。
ライトの映る壁の影が先生の作業を映し出している。そして「これかあ。」という先生の声。「でかいなあ。痛かったでしょう。」「あっもう一つある。」「これは複雑だなあ。」皮膚の中が切り刻まれて、取るべき塊が取り出されていく。「もう骨がすぐそこですよ。」先生の実況中継に、どう相槌をうてばいいのかわからない。

でもこの強烈な痛みの先に、あの解決の糸口の見えない痛みからの解放があるのかと思うと、この痛みもまた耐えられる。

そしてやがて縫われ始めた感覚があり、「終わりましたよ。」という声が。


歓喜。


その数分後、麻酔が切れて激痛が走る。
でも、この激痛の先にはあの痛みがないのかと思えると、激痛も耐えられる。痛みどめもあまり効かないほどの激痛の中にも確かにある歓喜。


そして痛みに顔をゆがめ、しかし興奮しつつ家に帰る。
一連の報告をすると家族も「良かったねー」と喜び。



すると妻が「十字架のイエス様の気持ちが分かった?」と聞く。



「ああ、そこは考えもしなかった。」

俺はまだまだだ。

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