父の日
父の日。例年変わらずこの日は日曜日。つまり、どこかで説教の奉仕をして帰って来る日である確立が高い。
しかも徐々に暑くなってくるこの季節。「食べたいものある?」と聞かれても、「うん、あっさりとしたもので・・・」と答えたくなる説教奉仕の夕。
家に帰ると娘がトントントンと何かを刻んでいる。
「今日ね、お父さん。私が作るの!」ときゅうりを刻み、薄焼き卵を刻み、ハムを刻む娘。それを見守る妻。それとは関係なく遊び呆ける息子。出来上がりがこれ。「冷やし中華」娘の完全お手製。美しい盛り付けに愛を感じる。息子はお父さんへという手紙をくれる。「いつもお仕事ありがとう。」決して遊び呆けている訳ではなかった・・・。息子よ、申し訳ない。
これでお父さんは明日からも元気に働ける。